他の体の部分の症状も気になると言う親御さんが来られました
ちょうど花びらが夜になると折りたたむイメージが似ていると思います
頭の形は不具合は頭の形だけも問題でなくむしろそれに合わせて精神性(情緒的な影響)や成長発達の影響にものすごく関係していることです
ADHDなどといわれる方はよくその変化がわかりやすくみれます
他の体の部分の骨はおよそ大人の骨と形も変わらないままうまれてくるのに対して
頭部や顔面部(歯など)は大胆に変化していく様をみるとその部分の経過の大切さがわかります
親御さんからしたら頭の外見が気になることもですが
体質といわれるものや一般の方が生まれつきや癖といわれるものの中に頭部の成長の状態が影響しているものが
たくさんあり調整をしてその要素に変化を促すことがなりより整体で頭部をみていく理由です
新生児、幼児の時期に頭をしっかりみていくことは先の子供の生きる形を大きく変えていく手立てとなります
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See Bash Go: An Inspirational Story from Bash Dimpleton on Vimeo.
こちらの整体で使うことがあるクラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)で先天性多発性関節拘縮症という病気の子供の生まれてからの経過が見れます
手術費用とクラニオセイクラルセラピーのセッション費用を受ける為の寄付活動と先天性多発性関節拘縮症の啓蒙活動の映像です
英語なのですが
関節が生まれつき固まった状態でいる疾患で
フェルデンクライス 理学療法 運動療法 鍼灸 カイロプラクティックなどを試す中クラニオセイクラルセラピーに出会い大きな改善を得た他の子供のことを知り、彼自身も受け始め改善を得ていることを紹介している内容です
神経系統や筋肉、骨格に母親から生まれでた状態で不具合があるものの多くにクラニオセイクラルセラピーが有益なわかりやすい理由は
• 頭部という成長の過程の大きな中心となる臓器に対してアプローチする点
• ごく軽く繊細に触れるので新生児(生まれてすぐ)にセッションができること
(新生児に対応できるスキル、経験がある施術者に限定されていますが)
人としての成長過程は受胎してからお腹の中で脈々と続き、生まれてからもそれは引き続いて、その成長変化が大きい新生児、幼児期に向き合うことが疾患に対しても変化を生み出す可能性があります
検査で母親のお腹の中での出来事が把握できつつある時代
先天性の定義が難しくなりますが
母親のストレスやショックなどが原因で流産することがあるように
胎児にとっては母体は取り巻く環境であり
外的要因でもあり後天的でもあります
環境というものは改善することで変わっていくように
生まれた後の成長過程でも変化しうるというのがクラニオセイクラルセラピーから見た経験や視点です
成人の方で頭の歪みが小さい頃から気になっていて整体で変わるか? という質問だったのですが
成人でも頭の形は変わります
整体に限らず例えば生理の時などもそうですが
女性がホルモン剤などを取ると明確に頭の形に変動がおこります
がご本人がイメージしている変化 こうあってほしいと望んでいる変化は個人差があり
そのような頭部の形に不具合を感じてどうにかしたいと思っている時は大きな変化,早急な変化を希望しがちなので、明確な答えはしていません
現時点での経験と感覚的な表現だと
後頭部が絶壁の成人の人が、まん丸にふくらむことを希望していたら希望するものは得にくい
手のひらで頭を包んで比較して以前との違いがわかるような変化は大人でも感じ取れる
ぐいぐい押し込んだり引っ張ったりしなくとも、やんわりとした圧でレントゲンなり3Dスキャンなどで比較
して明らかな変化としてでるレベルでは大人の頭でも違いがわかるくらいに変化していきます
本来の整体はそれ以上の叡智がつまってます
心体は奥行きがあります 整体院の外の日常生活でこそ整った体でいる それが整体院の意味だと思っています